【1ヶ月使用レビュー】今更iPad Pro(2018)の購入談

2018年モデルのiPad Pro 11インチを購入、1ヶ月使用したレビューをします。

購入した理由

購入した理由は、iPad OSを知るためです。

専門知識を得るため

私は普段サーバエンジニア(フロントも少し)として仕事をしています。
Webサイトを作っているのですが、その際にOSによる挙動の違いの壁に当たることが多々あります。

同じChromeでも、iPad OSのChromeはOSに最適化されていて、フルブラウザ版ではありません。
また、iOS系でしか動かないSafari固有の挙動もあります。

このような知見を得るため、実際に触れてみようと思った次第です。

せっかく買うなら所有欲を満たすものを

iPad OSは直近全てのiPadに搭載されています。2021年5月にはM1チップの最新モデルも発売されようとしています。

購入するにあたり、次のポイントで探していました。

  • カメラレンズは1眼がいい
  • 見た目にはこだわりたい
  • リフレッシュレートは120Hzがいい
  • 手軽に持ち運びたい

2020年モデルからカメラがごつくなりました。正直(見た目で)好みではありません。
また、ベゼルが太いモデルや、ホームボタンが搭載されているモデルの見た目も好みではありません。

2020年、iPad Airが飛躍的な進化をとげました。分岐点となったのはリフレッシュレート。
店頭で60Hzを体感しましたが、Appleっぽいイメージの「ぬるぬる感」は薄かったです。

12.9インチの選択肢は無かったです。理由は単純で、持ち運びに難があるからです。
ここはすんなり11インチを選択しました。

以上の理由から2018モデル、iPad Pro 11インチを購入しました。

セットアップ

色はスペースグレー

iPad Proは以前から店頭でよく触れていたので、新鮮味はありませんでした。
ともあれ、やっぱりカッコいいですね。目を引くデザインなのは間違いないないです。

暑さは5.9 mm 重量は468 g フィルムはノングレアのペーパーライクのものを採用

タブレットは触れてなんぼなので、サラサラとした手触りが好みです。
絵描きをする訳ではありませんが、ペーパーライクのフィルムを購入しました。

商品はこちら↓から購入できます。

手軽に携帯し、出先で入力作業をしたいので、Keyboard Folioを購入しました。

Apple純正 Keyboard Folio

さすがはApple純正。品質は高く、不満はありません。
カバーを外して使うことも多いので、マグネットの装着は、取り外しに便利です。

スマートコネクト

また、キーボードはスマートコネクトなる物理端子による接続です。
Bluetooth接続と違って電源ON/OFF、接続設定が不要なのはとてもストレスフリーです。

キーボードはUS配列

キーボードはもちろんUS配列。

打鍵感は「ポコポコ」と表現しましょうか。
浅いけどしっかりとした押し心地、かつ打鍵音は静かです。

Magic Keyboardと違ってマウスパッドはありません。キーボードの直ぐ先に画面あり触れられますし、iPad OSのカーソルサポートはまだまだといった印象です。(右クリック等)

1ヶ月間使用してみて

ホーム画面 必要なアプリケーションをインストール

普段使用するアプリケーションは上記の通りです。(ほとんどGoogle製品に加え、背景もGoogleで怒られそうですが…)

個人的評価としては、こんな感じです。

  • ハード面(スペック、操作感):★★★★★
  • 携帯性:★★★★☆
  • バッテリー持ち:★★★★★
  • ソフト面(アプリ):★★☆☆☆

ハード面での観点では、期待していた「ぬるぬる感」を常に実感しています。
もっさり感は無縁です。いくつアプリを立ち上げたら、いくつブラウザタブを開いたらもっさりするのか試してみたいです。

重量は本体 468g+Keyboard Folio 295g = 763g。
携帯するには十分ですが、タブレットとして見るとやや重量感があります。
厚みは現状気になりません。

一方、ソフト面はまだまだといった印象。予想はしていましたが。
「クリエイティブ向け」と謳っていますが、イラストレーターや動画編集が全てではありません。
Web開発もしたいです。具体的には、

git clone ⇒ ソースコード編集 ⇒ git commit / push

の一連の作業が”しにくい”です。
インストールするアプリケーションによっては上記に近いことはできそうですが、
有料アプリであったり、設定ではまかなえない機能があったりと、
少なくとも今までWindowsでできていたことと同じことをすることはできません。

OSの限界を感じた次第です…

まとめ

良し悪しはあるものの、普段Youtubeなどのエンタメ要素での利用はとても快適です。
ChromeやSafariの、特に「戻る」機能がとても速く、直観的で驚いたりと、圧倒されられることが多かったです。

ただ、一部の職に限り、万人受けするものではないということを体感しました。

M1チップ搭載のiPad Proが発表されました。まだOSに変化が無いようですが、
もしかしたら今後Mac OSでできること、iPad OSでできることの壁が小さくなるかもしれません。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です